カンヌでグランプリ、ちょっと好きだったユ・ジテの出演作、と言うことで見てきました。
開始1秒、音楽に引き込まれてしまった。(サントラを買おうかと思っている)
この映画はストーリーをちょっとでも知ってしまうとのめり込めないような気がする。
いつもは予備知識をもって映画館へ行くことが多いのだけど、今回は出演者と「15年監禁された男の物語」ということしか知らずに行った。
監禁物語だと思っていたので、監禁というより牢獄だな…と思って見始めたのだけど、話が進むに連れどうやらそれは違うらしいことに気付く。
「なぜ監禁されたか」「おまえは誰だ」その答えを探し、犯人と暴力・心理戦を繰り広げ、とにかく恐かった。見てるだけで痛い。
展開が早いし、現在・過去・幻覚(というか頭の中)の映像があっちからこっちから映し出されて、考えながら見ないといけないので、たまについて行けなくなることも。
とにかく必死で見ていた気がする。
最近の我、突っ込みが行き過ぎて笑えない、それは貶してるよ。って感じだったので「突っ込み自粛」を宣言した翌日、雑誌の占いで「たとえ本当のことであっても、相手が傷つくことがあります。言葉使いに気をつけましょう」と書かれナイスタイミング~なんて喜んでいる場合じゃなかった。
「突っ込み自粛」の実行は難しく「本人に向かって言ってないからいいよね」と自分を甘やかしていたけど、この映画を見たら、それも怖くなりました。
噂話から人が死んだり、監禁されたり…多分自分の周りでは起きないだろうけど。あくまでも
多分だしね。気をつけます。
後から知ったのだけど、原作は日本のマンガらしい。
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